2014年04月17日 旅 No.4
稀少地名漢字を探訪したい僕は、結構な頻度でその稀少地名漢字をネットで探している。
(お金や社会的知識量から考えて今の僕が訪れられる場所はと言うと九州圏内ぐらいなのだが・・・)
そういうわけで福岡の稀少地名漢字を探していたところ、見つけたのが
この「天籟寺」という地名だった。
「籟」の字が使われた地名というと、僕は「天籟寺」以外には兵庫県西宮市の「松籟荘」しか知らない。
きっと大変珍しい漢字なんだ!!
そう確信して、行きたい行きたいと思いながら何日も寝坊して
4月17日この日、ついに天籟寺探訪が実現したのでレポートとしてまとめておく。
電車をバスを乗り換えてエッチラホッチラして
12:10ころ天籟寺に到着。
「天神四角」バス停で降りてしばし歩くと
あった!「天籟寺二丁目」の電柱の住所表示!
天籟寺通り。こんなに近くで「籟」の字を見られるとは・・・スバラシ・・・
天籟寺バス停。
天籟寺交差点。よく見ると「籟」の竹冠の6画目が欠けている。
天籟寺二丁目交差点。「籟」はJIS第2水準に含まれる漢字だが、この看板を作った方には入力できなかったのだろうか。
「籟」の「刀」の部分が作字されている。「照」の字あたりから「刀」だけ切り取って貼り付けたかのようになっている。
夜宮交差点付近の「天籟寺市場」。ちょっと恥ずかしかったので中には入っていないが、
外から見る限りでは服や壺などを置いていた。
天籟寺小学校前交差点と天籟寺小横交差点。
天籟寺小横交差点の名前を見たとき、「天籟寺」に「小横(こよこ?)」という字があるのかと思ってしまったが、
「天籟寺小学校の横」という意味であった。
そして「天籟寺小学校」の横。でっかく1文字ずつ文字が掲げられている。
このとき時刻は12時30分。美味しそうな給食のにおいが僕の胃を蠕動させた。
人目をはばかりながら「籟」の字を至近距離で。僕は怪しいものではありません。
天籟寺小学校の校門。僕は怪しいものではありません。
校門から背伸びしてパシャリ。僕は怪しいものではありません。
小学一年生による純粋で辛辣な五七五。